Xen/KVM Virtualization Management Application
  • 日本語
  • English

Karesansui Wiki


チュートリアル


1. 目次

2. はじめに

このチュートリアルでは、パッケージング済みのKaresansuiを利用したインストールから、実際にゲスト上にOSインストールし動作させるまでを紹介します。

3. 概念図

概念図

4. CentOS 5.4 32bitの場合

ホスト、ゲストともにCentOS 5.4 32bitを用いたときのチュートリアルです。

4.1. 事前に

4.1.1. ホストOSのインストール

CentOS 5.4以降のISOイメージを利用しホストOSを作成します。

通常のインストール手順で問題ありませんが、以下の点に気をつけてインストールしてください。

(必須) ソフトウェアのセットアップで「仮想化」「KVM」にチェックを入れてください。
(必須ではありません) ストレージ拡張を容易に行えるため、LVMを利用することを推奨しています。
注)デフォルトパーティションを利用するとデフォルトでLVMになります。

CentOS 5.4 インストール パッケージ選択1
CentOS 5.4 インストール パッケージ選択2

4.2. Karesansuiのインストール

4.2.1. インストール前準備

Karesansuiは、これらのインストールパッケージと依存関係があります。別途インストールする必要があります。

  • iscsi-initiator-utils
  • cyrus-sasl-md5
  • gnutls-utils
  • PyXML
  • SDL
  • curl
また、Karesansuiのインストールパックで提供するqemuパッケージと競合するkvm-qemu-imgパッケージがインストールされている場合は、
あらかじめ、rpmの削除コマンドにnodepsオプションを指定して、アンインストールしておくことが必要です。
# rpm -e --nodeps kvm-qemu-img

4.2.2. ダウンロード

ダウンロードページ から最新のkaresansui-1.1.0-x-install-pack.tar.gzをダウンロードします。

sourceforge.jpのダウンロードページ
sourceforge.jp

4.2.3. インストール

ダウンロードしたファイルをホストOS上の任意のディレクトリへ保存し、スーパーユーザー権限でパッケージの展開、および、インストールスクリプトの実行を下記コマンドにより行います。
# tar xzvf karesansui-1.1.0-1-install-pack.tar.gz
# cd Karesansui
# ./karesansui-install

インストールスクリプト実行後の画面の流れは下記の通りです。



4.2.4. 「ようこそ」画面

「OK」ボタンを押して、そのまま次の画面へ進みます。

インストール1



4.2.5. 「管理者の設定」画面

Karesansuiの管理画面にログインする管理者の設定を行います。各項目の説明は下記の通りです。

ホスト名(FQDN) このホストOSのFQDNを入力します。
パスワード 管理者の認証パスワードを入力します。 管理画面へのアクセスに必要です。
パスワード(再入力) 上記パスワードを再入力します。
メールアドレス 管理者のメールアドレスを入力します。管理画面へのアクセスに必要です。
言語 管理者の利用する言語を選択します。管理画面で表示される言語です。

インストール2



4.2.6. 「鍵と証明書の設定」画面

Karesansuiで使用する仮想マシン制御の抽象化サービス(libvirt)にSSL接続するための鍵と証明書の設定を行います。
各項目の説明は下記の通りです。

国名 国名のコードを大文字のアルファベット2文字で入力します。
都道府県名 都道府県名をローマ字で入力します。
市町村名 市町村名をローマ字で入力します。
組織名 会社名や団体名などの組織名を入力します。
サーバー名とドメイン名(FQDN) このホストOSのFQDNを入力します。

インストール3



4.2.7. 「データベース設定」画面

Karesansuiが利用するデータベースに関する設定を行います。

MySQLやPostgreSQLを利用する場合は、あらかじめデータベースを作成し、ホストOSから接続可能なことを確認してください。作成方法はリファレンスのMySQL, PostgreSQLを使用する場合の手順 を参照してください。

Karesansui データベースパス Karesansuiが利用するデータベースを指定します。
pysilhouette データベースパス pysilhouetteが利用するデータベースを指定します。
データベースを初期化する データベースに初期データを投入する場合は選択します。
データベースパスの指定方法は、下記の通りです。
MySQL mysql://username:password@hostname/database?charset=utf8
PostgreSQL postgres://username:password@hostname:port/database
SQLite sqlite:////var/opt/karesansui/karesansui.db

インストール4



4.2.8. 「確認」画面

インストールを続行したい場合は、「OK」を押し、ソフトウェアのインストールを始めます。
これまでの入力に誤りがある場合やインストールを中断したい場合は、「戻る」、「取り消し」を押してください。

インストール5



4.2.9. 「進捗」画面

ソフトウェアのインストールの進捗状況が表示されます。
ソフトウェアのインストール、鍵・証明書の生成、設定ファイルの書き込み、データベースの初期化、サービスの有効化 の順に進捗します。

インストール6



4.2.10. 「完了」画面

インストールが正常に完了すると、下記画面のようにメッセージが表示されます。
インストールの途中でエラーになると、エラー原因のメッセージが表示されます。エラーメッセージはインストールログにも出力されますので、ログを確認した後、エラー原因を解消し再度インストールを行ってください。

インストール8

インストールスクリプト実行後のコマンド出力
終了しました。
下記サイトにアクセスしログインしてください。ログインIDは'taizo@karesansui-project.info'です。
 https://karesansui.example.com/karesansui/v1/
 http://karesansui.example.com/karesansui/v1/
詳細は、/root/karesansui-install.log を参照してください。
KVMを仮想化ハイパーバイザーに利用している場合は、ネットワーク設定ファイルの変更も行われますので
インストール終了後に下記コマンドでネットワークを再起動してください。
# /etc/init.d/network restart

4.2.10. 管理画面の確認

インストール完了後に表示された 'https://{ホスト名}/karesansui/v1/' に接続すると、認証ダイアログが表示されますので、インストール時に指定した管理者のメールアドレスとパスワードを入力します。
認証ダイアログ

認証をパスして、以下のような画面が表示されればインストールは成功です。
トップページ

4.3. ゲストの作成

4.3.1. ゲストのOSインストール準備

以降は、ゲストに CentOS 5.4(i386) をインストールする場合を例に、2通りの方法を説明します。



1. 既にインターネットに繋がる環境の場合(ネットワークインストール)

ホストOSが既にインターネットに繋がっている場合は、外部サーバー上にある、カーネルイメージ、および、OSイメージを取得してインストールを行います。プロキシサーバー経由でのインストールはできませんので、その場合はFTPサーバーを利用してください。

ホストOSから CentOS 5.4 のOSイメージのURLに接続可能であるかどうかを確認してください。
URLの例
http://<OSイメージ配布サイトのFQDN>/Linux/centos/5/os/i386/
ftp://<OSイメージ配布サイトのFQDN>/Linux/centos/5/os/i386/
2. インターネットに繋がらない環境の場合(ローカルインストール/CD-ROM)

ホストOSがインターネットに繋がっていない場合は、CentOS 5.4(i386)のDVDを利用してインストールを行います。その際、一時的にホストOS上にFTPサーバーを稼働させる必要がありますので、vsftpd等のFTPサーバーソフトウェアをあらかじめインストールしておきます。

CentOS 5.4(i386)のDVDをドライブに挿入し、下記の方法でOSイメージをホストOSのAnonymousFTPの領域へマウントします。
# rpm -q vsftpd 2>/dev/null || yum -y install vsftpd
# /etc/init.d/vsftpd restart
# mount /dev/cdrom /var/ftp/pub
localhostにAnonymousFTPでログインが可能か確認します。
# ftp localhost
Connected to localhost (127.0.0.1).
220 (vsFTPd 2.0.5)
Name (localhost:root): ftp
331 Please specify the password.
Password:
230 Login successful.
Remote system type is UNIX.
Using binary mode to transfer files.
ftp> quit

ログインができない場合は、SELinuxが有効になっている可能性がありますので、下記の方法で一時的に無効にしてください。
# echo 0 >/selinux/enforce
3. インターネットに繋がらない環境の場合(ローカルインストール/ISOイメージ)

KVMを仮想化ハイパーバイザーに利用している場合は、OSインストールDVDのISOイメージからインストールすることも可能です。

ISOイメージがなくOSのDVDがある場合は、下記の方法でOSインストールDVDのISOイメージを生成することができます。DVDをドライブに入れ、下記コマンドを実行します。
# dd if=/dev/cdrom of=/iso/centos54-i386.iso
dd: reading `/dev/cdrom': Input/output error
269860+0 records in
269860+0 records out

4.3.2 ゲストへのOSインストール

まず、Karesansuiのトップ画面のホストアイコンをクリックします。
その後、表示される「ゲスト一覧」タブ内の「作成」ボタンをクリックすると以下のような「ゲスト作成」画面が表示されます。
ゲスト作成画面

入力方法を、前述のインストールのタイプごとに示します。

1. 既にインターネットに繋がる環境の場合(ネットワークインストール)
カーネルイメージ 接続可能な外部のWebサーバーまたはFTPサーバー上のカーネルイメージのURL
(例:Xenの場合=>'ftp://ftp.example.com/Linux/centos/5/os/i386/images/xen/vmlinuz',KVMの場合=>'ftp://ftp.example.com/Linux/centos/5/os/i386/isolinux/vmlinuz')
initrdイメージ 接続可能な外部のWebサーバーまたはFTPサーバー上のinitrdイメージのURL
(例:Xenの場合=>'ftp://ftp.example.com/Linux/centos/5/os/i386/images/xen/initrd.img',KVMの場合=>'ftp://ftp.example.com/Linux/centos/5/os/i386/isolinux/initrd.img')

その他、各項目の入力方法に関しては、項目名の右に表示される「?」をクリックして確認してください。

2. インターネットに繋がらない環境の場合(ローカルインストール/CD-ROM)
カーネルイメージ Xenの場合=>'/var/ftp/pub/images/xen/vmlinuz',KVMの場合=>'/var/ftp/pub/isolinux/vmlinuz'
initrdイメージ Xenの場合=>'/var/ftp/pub/images/xen/initrd.img',KVMの場合=>'/var/ftp/pub/isolinux/initrd.img'
3. インターネットに繋がらない環境の場合(ローカルインストール/ISOイメージ)
ISOイメージ ISOイメージの絶対パス(例:/iso/centos54-i386.img)

その他、各項目の入力方法に関しては、項目名の右に表示される「?」をクリックして確認してください。



全ての入力が完了したら、「ゲスト作成」画面の最下部にある「作成」ボタンをクリックしてください。
クリック後、ゲスト作成のジョブを受理した旨のメッセージが表示されますので、「閉じる」ボタンで「ゲスト作成」画面を閉じます。

その後表示されるゲスト一覧画面に、今作成したゲストのアイコンが追加されます。
ゲスト一覧画面2

作成されたゲストのアイコンをクリックし、その後表示されるゲスト画面の「コンソール」タブをクリックします。
ゲストのコンソール画面が表示され、コンソール画面において通常のCentOS 5.4 のOSインストールと同じようにゲスト上にOSをインストールすることができます。

ゲストコンソール画面

1. 既にインターネットに繋がる環境の場合(ネットワークインストール)

OSインストール時の「Installation Method」の選択では前述のカーネルイメージで指定したプロトコル(「HTTP」または「FTP」)を選択し、「HTTP」の場合は「HTTP Setup」、「FTP」の場合は「FTP Setup」で接続先を設定してください。

Web site name または FTP site name OSイメージ配布サイトのFQDN
CentOS directory 上記サイト上のパス(例:/Linux/centos/5/os/i386)
2. インターネットに繋がらない環境の場合(ローカルインストール/CD-ROM)

OSインストール時の「Installation Method」の選択では「FTP」を選択し、「FTP Setup」で下記のようにFTPの接続先を設定してください。

FTP site name ホストOSのIPアドレス(ループバックアドレスでない)
CentOS directory /pub/
3. インターネットに繋がらない環境の場合(ローカルインストール/ISOイメージ)

「Installation Method」の選択の必要はありません。

4.4. 最後に

以上で、ゲストにOSをインストールするまでの作業は終了です。
ゲストへのOSインストールが終了したら、ゲスト画面の「サマリ」タブに表示される「開始」「停止」「再起動」ボタンでゲストの起動、シャットダウン、再起動を行うことができます。


5. Red Hat Enterprise Linux 5.4 64bitの場合

ホスト、ゲストともにRed Hat Enterprise Linux 5.4 64bit( 以下、RHEL 5.4(64bit) )を用いたときのチュートリアルです。

5.1. 事前に

ホストOSのインストール

通常のインストール手順で問題ありませんが、以下の点に気をつけてインストールしてください。

(必須) Red Hat Network で、「RHEL Virtualization (v. 5 for 64-bit x86_64)」チャネルを追加し、下記コマンドであらかじめkvmをインストールしてください。
# yum install kvm

(必須ではありません) ストレージ拡張を容易に行えるため、LVMを利用することを推奨しています。
注)デフォルトパーティションを利用するとデフォルトでLVMになります。

5.2. Karesansuiのインストール

Karesansuiのインストールは、CentOS 5.4の場合と同じです。
CentOS 5.4のチュートリアル を参照してください。

5.3. ゲストの作成

5.3.1. ゲストのOSインストール準備

RHEL 5.4(64bit)のDVDを利用してインストールを行います。その際、一時的にホストOS上にFTPサーバーを稼働させる必要がありますので、vsftpd等のFTPサーバーソフトウェアをあらかじめインストールしておきます。

RHEL 5.4(64bit)のDVDをドライブに挿入し、下記の方法でOSイメージをホストOSのAnonymousFTPの領域へマウントします。
# rpm -q vsftpd 2>/dev/null || yum -y install vsftpd
# /etc/init.d/vsftpd restart
# mount /dev/cdrom /var/ftp/pub
localhostにAnonymousFTPでログインが可能か確認します。
# ftp localhost
Connected to localhost (127.0.0.1).
220 (vsFTPd 2.0.5)
Name (localhost:root): ftp
331 Please specify the password.
Password:
230 Login successful.
Remote system type is UNIX.
Using binary mode to transfer files.
ftp> quit

ログインができない場合は、SELinuxが有効になっている可能性がありますので、下記の方法で一時的に無効にしてください。
# echo 0 >/selinux/enforce

5.3.2. ゲストへのOSインストール

まず、Karesansuiのトップ画面のホストアイコンをクリックします。
その後、表示される「ゲスト一覧」タブ内の「作成」ボタンをクリックすると以下のような「ゲスト作成」画面が表示されます。
RHELゲスト作成1

入力方法は、以下の通りです。

カーネルイメージ Xenの場合=>'/var/ftp/pub/images/xen/vmlinuz',KVMの場合=>'/var/ftp/pub/isolinux/vmlinuz'
initrdイメージ Xenの場合=>'/var/ftp/pub/images/xen/initrd.img',KVMの場合=>'/var/ftp/pub/isolinux/initrd.img'

その他、各項目の入力方法に関しては、項目名の右に表示される「?」をクリックして確認してください。



全ての入力が完了したら、「ゲスト作成」画面の最下部にある「作成」ボタンをクリックしてください。
クリック後、ゲスト作成のジョブを受理した旨のメッセージが表示されますので、「閉じる」ボタンで「ゲスト作成」画面を閉じます。

その後表示されるゲスト一覧画面に、今作成したゲストのアイコンが追加されます。
RHELゲスト作成2

作成されたゲストのアイコンをクリックし、その後表示されるゲスト画面の「コンソール」タブをクリックします。
ゲストのコンソール画面が表示され、コンソール画面において通常のRHEL 5.4(64bit)のOSインストールと同じようにゲスト上にOSをインストールすることができます。

RHELゲスト作成3

OSインストール時の「Installation Method」の選択では「FTP」を選択し、「FTP Setup」で下記のようにFTPの接続先を設定してください。

FTP site name ホストOSのIPアドレス(ループバックアドレスでない)
RHEL directory /pub/

5.4. 最後に

以上で、ゲストにOSをインストールするまでの作業は終了です。
ゲストへのOSインストールが終了したら、ゲスト画面の「サマリ」タブに表示される「開始」「停止」「再起動」ボタンでゲストの起動、シャットダウン、再起動を行うことができます。

6. CentOS 5.4 64bitの場合

ホスト、ゲストともにCentOS 5.4 64bitを用いたときのチュートリアルです。

6.1. 事前に

ホストOSのインストール

通常のインストール手順で問題ありませんが、以下の点に気をつけてインストールしてください。

(必須) ソフトウェアのセットアップで「仮想化」「KVM」にチェックを入れてください。
(必須ではありません) ストレージ拡張を容易に行えるため、LVMを利用することを推奨しています。
注)デフォルトパーティションを利用するとデフォルトでLVMになります。

6.2. Karesansuiのインストール

Karesansuiのインストールは、CentOS 5.4の場合と同じです。
CentOS 5.4のチュートリアル を参照してください。

6.3. ゲストの作成

6.3.1. ゲストのOSインストール準備

CentOS 5.4 64bitのDVDを利用してインストールを行います。その際、一時的にホストOS上にFTPサーバーを稼働させる必要がありますので、vsftpd等のFTPサーバーソフトウェアをあらかじめインストールしておきます。

CentOS 5.4 64bitのDVDをドライブに挿入し、下記の方法でOSイメージをホストOSのAnonymousFTPの領域へマウントします。
# rpm -q vsftpd 2>/dev/null || yum -y install vsftpd
# /etc/init.d/vsftpd restart
# mount /dev/cdrom /var/ftp/pub
localhostにAnonymousFTPでログインが可能か確認します。
# ftp localhost
Connected to localhost (127.0.0.1).
220 (vsFTPd 2.0.5)
Name (localhost:root): ftp
331 Please specify the password.
Password:
230 Login successful.
Remote system type is UNIX.
Using binary mode to transfer files.
ftp> quit

ログインができない場合は、SELinuxが有効になっている可能性がありますので、下記の方法で一時的に無効にしてください。
# echo 0 >/selinux/enforce

6.3.2. ゲストへのOSインストール

まず、Karesansuiのトップ画面のホストアイコンをクリックします。
その後、表示される「ゲスト一覧」タブ内の「作成」ボタンをクリックすると以下のような「ゲスト作成」画面が表示されます。
ゲスト作成画面

入力方法は、以下の通りです。

カーネルイメージ Xenの場合=>'/var/ftp/pub/images/xen/vmlinuz',KVMの場合=>'/var/ftp/pub/isolinux/vmlinuz'
initrdイメージ Xenの場合=>'/var/ftp/pub/images/xen/initrd.img',KVMの場合=>'/var/ftp/pub/isolinux/initrd.img'

その他、各項目の入力方法に関しては、項目名の右に表示される「?」をクリックして確認してください。



全ての入力が完了したら、「ゲスト作成」画面の最下部にある「作成」ボタンをクリックしてください。
クリック後、ゲスト作成のジョブを受理した旨のメッセージが表示されますので、「閉じる」ボタンで「ゲスト作成」画面を閉じます。

その後表示されるゲスト一覧画面に、今作成したゲストのアイコンが追加されます。
ゲスト一覧画面2

作成されたゲストのアイコンをクリックし、その後表示されるゲスト画面の「コンソール」タブをクリックします。
ゲストのコンソール画面が表示され、コンソール画面において通常のRHEL 5.4(64bit)のOSインストールと同じようにゲスト上にOSをインストールすることができます。

ゲストコンソール画面

OSインストール時の「Installation Method」の選択では「FTP」を選択し、「FTP Setup」で下記のようにFTPの接続先を設定してください。

FTP site name ホストOSのIPアドレス(ループバックアドレスでない)
CentOS directory 上記サイト上のパス(例:/Linux/centos/5/os/x86-64)

6.4. 最後に

以上で、ゲストにOSをインストールするまでの作業は終了です。
ゲストへのOSインストールが終了したら、ゲスト画面の「サマリ」タブに表示される「開始」「停止」「再起動」ボタンでゲストの起動、シャットダウン、再起動を行うことができます。

7. CentOS 5.4 32bitの場合

ホスト、ゲストともにCentOS 5.4 32bitを用いたときのチュートリアルです。

7.1. 事前に

ホストOSのインストール

通常のインストール手順で問題ありませんが、以下の点に気をつけてインストールしてください。

(必須) ソフトウェアのセットアップで「仮想化」「KVM」にチェックを入れてください。
(必須ではありません) ストレージ拡張を容易に行えるため、LVMを利用することを推奨しています。
注)デフォルトパーティションを利用するとデフォルトでLVMになります。

7.2. Karesansuiのインストール

Karesansuiのインストールは、CentOS 5.4の場合と同じです。
CentOS 5.4のチュートリアル を参照してください。

7.3. ゲストの作成

7.3.1. ゲストのOSインストール準備

CentOS 5.4 32bitのDVDを利用してインストールを行います。その際、一時的にホストOS上にFTPサーバーを稼働させる必要がありますので、vsftpd等のFTPサーバーソフトウェアをあらかじめインストールしておきます。

CentOS 5.4 32bitのDVDをドライブに挿入し、下記の方法でOSイメージをホストOSのAnonymousFTPの領域へマウントします。
# rpm -q vsftpd 2>/dev/null || yum -y install vsftpd
# /etc/init.d/vsftpd restart
# mount /dev/cdrom /var/ftp/pub
localhostにAnonymousFTPでログインが可能か確認します。
# ftp localhost
Connected to localhost (127.0.0.1).
220 (vsFTPd 2.0.5)
Name (localhost:root): ftp
331 Please specify the password.
Password:
230 Login successful.
Remote system type is UNIX.
Using binary mode to transfer files.
ftp> quit

ログインができない場合は、SELinuxが有効になっている可能性がありますので、下記の方法で一時的に無効にしてください。
# echo 0 >/selinux/enforce

7.3.2. ゲストへのOSインストール

まず、Karesansuiのトップ画面のホストアイコンをクリックします。
その後、表示される「ゲスト一覧」タブ内の「作成」ボタンをクリックすると以下のような「ゲスト作成」画面が表示されます。
ゲスト作成画面

入力方法は、以下の通りです。

カーネルイメージ Xenの場合=>'/var/ftp/pub/images/xen/vmlinuz',KVMの場合=>'/var/ftp/pub/isolinux/vmlinuz'
initrdイメージ Xenの場合=>'/var/ftp/pub/images/xen/initrd.img',KVMの場合=>'/var/ftp/pub/isolinux/initrd.img'

その他、各項目の入力方法に関しては、項目名の右に表示される「?」をクリックして確認してください。



全ての入力が完了したら、「ゲスト作成」画面の最下部にある「作成」ボタンをクリックしてください。
クリック後、ゲスト作成のジョブを受理した旨のメッセージが表示されますので、「閉じる」ボタンで「ゲスト作成」画面を閉じます。

その後表示されるゲスト一覧画面に、今作成したゲストのアイコンが追加されます。
ゲスト一覧画面2

作成されたゲストのアイコンをクリックし、その後表示されるゲスト画面の「コンソール」タブをクリックします。
ゲストのコンソール画面が表示され、コンソール画面において通常のRHEL 5.4(32bit)のOSインストールと同じようにゲスト上にOSをインストールすることができます。

ゲストコンソール画面

OSインストール時の「Installation Method」の選択では「FTP」を選択し、「FTP Setup」で下記のようにFTPの接続先を設定してください。

FTP site name ホストOSのIPアドレス(ループバックアドレスでない)
CentOS directory 上記サイト上のパス(例:/Linux/centos/5/os/x86-64)

7.4. 最後に

以上で、ゲストにOSをインストールするまでの作業は終了です。
ゲストへのOSインストールが終了したら、ゲスト画面の「サマリ」タブに表示される「開始」「停止」「再起動」ボタンでゲストの起動、シャットダウン、再起動を行うことができます。

karesansui-net.jpg - finish-drawing.png (73.8 KB) funagayama kei, 05/13/2009 11:03 AM

karesansui-net.jpg - karesansui-net.jpg (74.8 KB) funagayama kei, 05/13/2009 02:41 PM

karesansui-auth-ja.png - 認証ダイアログ (25 KB) Taizo Ito, 05/20/2009 04:24 PM

karesansui-top-ja.png - トップページ (75 KB) Taizo Ito, 05/20/2009 04:24 PM

karesansui-guest-create-ja.png - ゲスト作成画面 (66.6 KB) Taizo Ito, 05/20/2009 08:27 PM

karesansui-host-top-2-ja.png - ゲスト一覧画面2 (79.5 KB) Taizo Ito, 05/20/2009 09:13 PM

karesansui-guest-console-ja.png - ゲストコンソール画面 (79 KB) Taizo Ito, 05/20/2009 09:24 PM

karesansui-sourceforge-jp.png - sourceforge.jp (39.2 KB) Taizo Ito, 05/21/2009 03:54 PM

sourceforge.png - sourceforge.jp (64.4 KB) Taizo Ito, 05/22/2009 09:22 PM

rhel5.3_install_1.png - REDHAT NETWORK (171.9 KB) Junichi Shinohara, 06/01/2009 05:46 PM

rhel5.3_install_2.png - RHELインストール画面 (100.8 KB) Junichi Shinohara, 06/01/2009 05:46 PM

rhel5.3_install_3.png - RHELゲスト作成1 (76.3 KB) Junichi Shinohara, 06/01/2009 06:28 PM

rhel5.3_install_4.png - RHELゲスト作成2 (95.7 KB) Junichi Shinohara, 06/01/2009 06:28 PM

rhel5.3_install_5.png - RHELゲスト作成3 (106.2 KB) Junichi Shinohara, 06/01/2009 06:28 PM

Karesansui-install-1_welcome_.png - インストール1(Welcome) (28 KB) Junichi Shinohara, 06/22/2009 02:10 PM

Karesansui-install-2_admin_.png - インストール2(Admin) (41.4 KB) Junichi Shinohara, 06/22/2009 02:12 PM

Karesansui-install-4_confirm_.png - インストール4(Confirm) (28.6 KB) Junichi Shinohara, 06/22/2009 02:13 PM

Karesansui-install-5_pkgadd_.png - インストール5(PkgAdd) (27.3 KB) Junichi Shinohara, 06/22/2009 02:13 PM

Karesansui-install-6_finish_.png - インストール6(Finish) (43 KB) Junichi Shinohara, 06/22/2009 02:13 PM

Karesansui-install-3_database_.png - インストール3(Database) (52.1 KB) Junichi Shinohara, 06/22/2009 02:19 PM

install-software-select.png (136.5 KB) Junichi Shinohara, 06/22/2009 03:39 PM

Karesansui-v1.1-install-1_welcome_.png - インストール1(Welcome) v1.1 (28.8 KB) Taizo Ito, 01/06/2010 10:41 AM

Karesansui-v1.1-install-2_admin_.png - インストール2(Admin) v1.1 (38.4 KB) Taizo Ito, 01/06/2010 10:41 AM

Karesansui-v1.1-install-3_certificate_.png - インストール3(Certificate) v1.1 (43.9 KB) Taizo Ito, 01/06/2010 10:41 AM

Karesansui-v1.1-install-4_database_.png - インストール4(Database) v1.1 (45.9 KB) Taizo Ito, 01/06/2010 10:41 AM

Karesansui-v1.1-install-5_confirm_.png - インストール5(Confirm) v1.1 (29.7 KB) Taizo Ito, 01/06/2010 10:41 AM

Karesansui-v1.1-install-6_pkgadd_.png - インストール6(PkgAdd) v1.1 (29.7 KB) Taizo Ito, 01/06/2010 10:42 AM

Karesansui-v1.1-install-8_finish_.png - インストール8(Finish) v1.1 (46 KB) Taizo Ito, 01/06/2010 10:42 AM

centos54-install-select-pkg1-ja.png - CentOS 5.4 インストール パッケージ選択1 (131.6 KB) Taizo Ito, 01/06/2010 12:42 PM

centos54-install-select-pkg2-ja.png - CentOS 5.4 インストール パッケージ選択2 (103.5 KB) Taizo Ito, 01/06/2010 12:42 PM

karesansui-net.png - 概念図 (14.6 KB) Taizo Ito, 01/07/2010 06:28 PM

Also available in: HTML TXT